日々の業務を行う中で、相談者の方が持参された信用情報をチェックすることは多々あるのですが、自身の信用情報を開示したことは今までありませんでした。
開示方法がみなさんの参考になればと思い今回は自身の信用情報開示を行ってみました。
そもそも信用情報とは
クレジットカードや、各種ローン等の契約情報や支払い状況(遅れがないか等)が記載された個人の情報です。各種支払いに延滞等があると、ここに情報として残ることになります。
信用情報を扱う情報機関は消費者金融や信販会社が加盟している「CIC」や「JICC」銀行や信用金庫が加盟している「KSC」があります。
自分自身の信用情報は誰でも開示が可能です。開示の方法はネット開示(クレジットカードで手数料支払いが必要)と郵送開示と種類がありますが、今回は郵送で「CIC」の信用情報開示をしてみました。
開示手続きの流れ
①信用情報開示申込書に記入する
・CICのHP(https://www.cic.co.jp/index.html)内『郵送で開示する』を選択して情報開示申込書の作成にすすみます。記入する内容は氏名や住所、生年月日と合わせて 電話番号、わかれば運転免許証の番号も記入します。
記入が終わったら申込書をプリントアウトしました。
※①カナ氏名②生年月日③電話番号または運転免許証番号、以上3点が一致することで情報が開示されます。
②本人確認書類を用意する
・本人確認書類は、免許証やマイナバーカード、保険証等の中から2点が必要になります。私は、免許証とマイナンバーカードのコピーを用意しました。
③郵送開示利用券を購入する
・開示に必要なチケットをコンビニで購入します。私はセブンイレブンのマルチコピー機を利用しました。チケット→JTBレジャー→商品番号入力での直接購入→番号0262294の順で進みます。開示情報を送ってもらう方法によってチケット代金が異なります。
今回は一番手数料の安い「開示手数料(簡易書留・親展)」のチケットを選択しました。発券されたシートをレジに持っていき手数料(今回は1650円)を払い込み、開示利用券を購入します。
※開示利用券に変えて、定額小為替でも対応できるようです。
④書類一式を郵送する。
・①申込書②本人確認書類の写し③開示利用券を封筒に入れ、ポストに投函します。
※宛先は〒160-8375 東京都新宿区西新宿1‐23‐7 新宿ファーストウエスト15階
株式会社シー・アイ・シー 郵送開示センター行
⑤開示報告書が自宅に届く
・書類一式の投函から自宅に書類が届くまで約10日間かかります。
まとめ
・郵送での信用情報開示は、ちょっと手間がかかりますけど難しいことはなにもありませんでした。自分の信用情報をチェックしてみたいけどクレジットカードでのネット開示が難しい!という方はぜひ郵送での開示をしてみてくださいね。
司法書士たてやま法務事務所では長期間延滞している借金の支払い義務を無くす、時効援用の無料相談を承っています。
自分の信用情報をチェックしてみて気になる点があった方や、もう何年も延滞になっている借入が見つかった方等のお役にたてると思います。お気軽にご相談ください。
司法書士 立山 慶之